サイトに金額表と予定表を付けました
前々から「サイトを見てもいくらで仕事をしてくれるのかわからない!」というご意見がありまして、Webサイトに料金表と、ついでにいつなら仕事を受けたまわれるかの予定表のページを作ってみました。
ちなみに予定表はグーグルカレンダー使用です。出先でもスマホなどの入力で予約受付したよ!表示ができるので便利です。こういうのを1から開発するのも技術者として必要なのかもしれませんが、既存のもので、しかも使い慣れているものでこういうことが出来るんだ!っていう提案のほうが使ってもらいやすいんですよね。使ってもらわなければ、いくら素晴らしいアプリやソフトがあっても意味がありませんし。
金額表を作ったものの、ほとんどが「要見積り必要」です。
言い訳になってしまいますが、お客様の要望にあわせていくと、この金額では余計なサービスが入ってしまってるなとか、逆にこの金額でお客様の要望は満たせないなといったことが往々にして発生してしまうのです。特にWebサイト構築・追加機能などというものは、その人に合わせた使いやすいサービスでなければ意味がありません。というわけで、お客様のご要望を伺い、予算なども考慮して提案し、そのうえでお仕事をお引き受けさせていただきます。
見積だけでもお気軽にご相談いただければと思います。
……この記事を書き終わりましたら、このブログのスマホ対応化を真面目にやろうと思います……。そういえば、このブログからおくとすくえあのサイトに飛べなくなってたことに、今さっき気づきました……。すみませーん!
実績を書き出してみよう
昨日某所に飲みに行ったところ、そこのマスターに「ブログやってるなら、今までの仕事の実績とか書けばいいんじゃね?守秘義務違反じゃダメだけど」と言われました。
……数日前に、某所に同じ事言ったな、私。
というわけで、今年やった仕事を書き出してみるテスト。
- 某会のWebページ作成
- KS社さんの書類作成及びPCサポート(継続)
- KK社さんのところでエッセイ連載(ゴースト)(継続)
- TS社さんのところで旅行記事作成(ゴースト)(継続)
- G社さんのML移設作業
- A社さんのテープ起こし作業
- 某イベント向け地図作成
- Web向け写真撮影及び加工数社
- イラスト作成(ゴースト)
- パソコン不具合サポート数社・個人
……あれ?
ICTサポーターっぽい仕事を全然やってない……(汗。
※ゴーストって書いてあるのは、私やおくとすくえあがやったというとちょっとまずいお仕事だったりします。別に闇の仕事とかじゃないんですが、世の中には名前を出せない仕事ってのがあるのです……。実績として上げづらいのが難点なんですが。
0ではないから問題ないよね!とも言い切りますが……。さすがにこの状況でICTサポーターです!って言うのはまずいなあ。
「でもさ、最近ICT関係のコンサル的仕事もやってない?」
……ああ、そういうのもやってます。やってますけど、名乗りづらいんですよ、そういう肩書って。そこまですごい人じゃありませんし。
「自営業なんて、どっか強気でいい加減じゃないと無理よ~」
……長く生きている人は違うなあ。勉強になります、本当に。
やりたいことを形にする
事実上の開店休業中のおくとすくえあです。
……正確には、新規の顧客獲得のための営業を休止してるがゆえに、継続のお客様以外の仕事をしていない状態ってことです。あ、依頼したいの!って方がおられましたら、お気軽にご相談いただければ。
新規顧客開拓をしてない理由といいますか、ちょっとやりたいことというのがいろいろありまして。ただ、それをどう形にすればいいのかわからなくて、模索していたという。
ついでに言うと、一応「おくとすくえあ」というここは「ICTサポーター事業」なわけですが、やりたいことというのがそことずれてきているというのも、営業休止してる理由の1つだったりします(全く無関係ではないんですけどね…)
新規開拓しないからって家に引きこもって仕事してるのもダメなんだろうなあと思って、今日は
cafe? IKAGAWA DO (五十川堂) - 石川県石川郡 - カフェ、アートギャラリー | Facebook
に行って仕事をしてみました。
……誰かが喋ってる内容からアイデアっていろいろ浮かぶものね。相変わらず、それを形にする方法が浮かばないのがダメダメなんですが。
企画書みたいのをたくさん書いてみたらいいのかな?
それが出来るできないとか関係なくとにかく書き散らかす勢いで作ってみればいいのかな?
それとも、誰かとお仕事とは無関係のお話をしてアイデアの片鱗探しをするべきなのかな?
どうも私というのは、一人で仕事ができない人間のようです。他の人もそうなのかもしれませんが。有形無形の助け合いがあるからこそ仕事は成り立つわけで、そこはあたりまえだと思うのですが、その有形無形の助け合いが供給されないとどうも駄目になるなあと。
……もっとも、キャパシティというものがあるので、限界値が超えると即効で心が悲鳴を上げて壊れるというのが私の最大の弱点なんですが…。
5月がもうすぐ終わり、6月に入るわけですが、ちょっと色々と動くための準備期間にしようかと思っています。面白い案件はいろいろあるんですが、今の私はどうも何かがかけてて怖気ついちゃってるなあと感じてるので。そこに対する自信というか、何かを身につけないといけないなあという、意味深な業務日誌でした。
温泉に行く・その1
北陸には温泉がいっぱいあります。他地区から見るとスーパー銭湯のような立ち寄り湯でも温泉だったりします。
フォントの力を考える
大飯原発差し止めのニュースが話題になっておりました。
が、よくよく聞いてみると話題の焦点は原発差し止めじゃなかったんですよね。
「あのフォントはねーよ」
……何のことかわからない方に説明します。
裁判の判決が出た時に、膨張できずに外で待つ支援者のために裁判所から出てきて「勝訴」とか「差し止め認める」とかって巻物を広げる光景を見たことがあるかと思います。今回は「差し止め認める」「司法は生きていた」の2つだったかな。通称:びろーんとか言ってますが、誰に聞いてもあれの正式名称を知らないんですが。
あれって筆書きだったりすることが多かった記憶があるのですが、今回はなぜかPOP体のパソコンフォントで書かれており、それはねーよと言っている方がいたわけです。
誤解されそうなので先に言っておきますが、毛筆じゃなきゃダメだ!とかパソコンで手抜きするな!って話ではありません。別にパソコンでいいと思うのです。以前、どこかの裁判の時に、「勝訴」をタブレットパソコンに表示させていたというのを見たことがあります。それはそれでありなんじゃないかと思ってるのです。あのびろーんは毎回作り直してるとの噂なので。
問題は、他にデフォルトでパソコンにフォントが入っているはずなのに、よりによってなんでPOP体なのだ!という話なのです。別にMS明朝とかでいいじゃないですか!POP体じゃ真剣味が一気に削がれるよ!という話です。
チラシ作成などでPOP体を多用される方って結構多いです。その辺は好みでしょうし、可愛く見える効果もありますので、完成を批判するのは難しいのですが……。フォントによって受けるイメージって結構変わるんだよなあとものすごく思います。
と文章でごちゃごちゃ言ってもピンと来ないと思いますので、例を作ってみましょう。わかりやすく「勝訴」と「不当判決」で作ってみましょうか。
印象がずいぶん違うと感じる方も多いのではないかと思います。
(ちなみに私のパソコンの中にあるものから使用してるので、「このフォント、私持ってない!」ってのがあるかもしれません…。MS Officeや年賀状ソフトなどをインストールすると、勝手に追加されるフォントもあったりします…)
テキスト(文章)というものは、とても無機質で感情を表現するのが難しい媒体です。電話や動画ですと声色や行動などで自分の鑑賞の表現について補助されているのですが、テキストだけではそういう感情を出すのは難しかったりします。
(故に(笑)とか(^^;)のような顔文字とかが作られるようになるのですが…)
そんな感情を表現しにくいテキストに対し、フォントを選ぶということは受け手に対して感情を伝えやすくなる数少ない手法の1つだったりします。
楽しそうなお知らせに対しては、楽しげに感じるフォントを選びますし、不幸のお知らせに対してはそれなりのフォントを選びます。結婚式の文面に教科書体を使いますと「結構お固そうな結婚式なのかな?」と思ったりしますし、丸ゴシック体やPOP体ですと「砕けた感じの楽しげな結婚式なんだな」と感じます。逆にお悔やみの挨拶文面にPOP体や丸ゴシック体を使ったりしますと、受け取った側は「こいつ喧嘩売ってるのか!?」と思われても仕方ありません。フォントというのは、そのくらい影響があるのです。
みなさんもチラシを作ったり書類を作ったりすることが多いと思います。
その時に使っているフォント、少し気にしてみると、同じ仕事でもイメージが変わりますよ。
……ちなみにPOP体は個人的に使いどころがものすごく難しいフォントだと思っています。多用するとものすごく安っぽく感じるのですよね……。
Googleの遊び心が羨ましい
別件(限りなく趣味に近い副業)で揉め事仲裁しつつ本業をこなしていたところ、こちらの業務日誌が滞っておりました。おはようございます。
土曜日はこちらに来ていた船の本屋さんをみつつ、ちょうど金沢港に荷降ろしにきていた北陸新幹線を眺めておりました。
それはともかく、今日のGoogleのページのトップがルービック・キューブになっていました。マウス操作で遊べるようになっています。ちなみに私はルービック・キューブが苦手で、現物については分解して色合せをするという禁じ手を使う程度に解けなかったりしています。なんで色を合わせられるの……。
Googleのトップページに付いているロゴは、何らかのイベントに関連したものになっていることが最近多くなっています。イベントに関連したデザインに変わっているだけだったり、クリックするとアクションするだけだったりというものも多いのですが、今回のようにクリックゲームが出来るようになっていることも多くあります。
こういうのをやるのは、Googleにとって意味の無いように思う方が居るようです。確かに、アクセスは増えるので、そういう意味で広告を載せると見て貰える人が増えるよ!というアピールには使えるのですが、そのために開発するのは無駄なんじゃないか?という意見のようです。
この一見無駄に見える組み込みアクション、若手の技術者が社内の「20 percent time」という仕組みの中で考えだされ、開発されたものが用いられることが多いそうです。普段の仕事とは別に、勤務時間の20%を自分の気に入ったプロジェクトに参加するという仕組みがあるそうで、その中で新しいサービスなどが開発されることもあるとか。
技術というものは、考え己の手で作らねは身につきません。また、誰かの技術は何らかの手段で引き継がれなければ、消えてしまうものです。
新しい技術は作ってみないとそれが有用になるかどうかはさっぱりわかりません。海外ですと【一見意味のないと思える発明に対しても、これが他の人が見ることにより別の有用な発明に繋がる可能性がある】からという理由で、特許がとれたりします(日本では物理法則に反するような滑稽な発明に対しては特許取れなかったりするのよね)。
Googleトップページのアクションは、一見無意味かもしれません。
特に遊べないものなどはなぜ?と考えてしまいます(遊び方の説明文がないものも多いので、たまにどう遊んでいいかわからないものも…)。
ただ、こういう一見無意味なものの積み重ねの先に、新しい技術や手法が生み出されるのではないかなと思っています。
もちろん、基礎的な技術も重要ですけどね。それがベースにあるからこそ、新しい技術が生み出されるわけで、古き枯れた技術も馬鹿にしてはいけないんですけどね…。どうもどちらかしか認めない!って方がたまにおられまして、少しため息をつくこの頃です。
人を殺すのは銃じゃなく人である
3Dプリンタを使って殺傷能力のある銃を作った人が逮捕というニュースが流れております。
……容疑者のTwitterを読むと、どうも「全員が武器を持てば、弱い女子供が武器を持てば男にも勝てる!だから世界が平等に平和になる!」主義者のようで、そのパフォーマンスのためにつくったのかなあという気がしております。その主張がいいとは思わないんだけどねえ。
(さっきTVみてたら、「日本において拳銃をもてないのは基本的人権の侵害だ」とか供述してるそうな…だめだこりゃ)
それはともかく。
これにより「3Dプリンタ危険!」という意見がマスコミから出るのは予想の範囲内ではあるけれども、さすがにどうなのと思います。
実際、3Dプリンタを貸したり売ったりしてるお店に「拳銃作りたい人続出で困ってます」という言質を取ろうとしつこく迫ってるマスコミが居るそうな。
確かに作ることは可能なんですが、そもそも今の3Dプリンタ(色々種類があるが)で作れるものって、強度が足りなかったりするのよね。実際拳銃を作ると撃った瞬間に破損するのよね。つまり、どういうことかというと、3Dプリンタ以外で創ったものも組み込んでいるのよね(容疑者宅からは普通の旋盤やフライス機なども押収されたようで、しかもモデルガンも山ほどあったそうで、3Dプリンタ使わなくても設計図さえあれば作れる設備があったそうな)。
3Dプリンタは確かに便利ですし、一般人でも買えそうなレベルまで価格は下がってきています。とはいえ、おもちゃを作るレベルでも30万くらいはするし(報道であった6万円の3Dプリンタは、海外製の「自分で組み立てて作る」3Dプリンタではないかと思われます。あれでそこまでの強度は出ないはずだけどなあ)、実用強度や安全性などを考えると、普通の家庭で買えるシロモノとはまだ思えない。ついでにいうと、3Dプリンタは設計図通りに作るだけの仕組みしかなく、その設計図(3DCADデータ)を作る技術が別途必要で。今後はどうかわからないけど、今すぐに増えるとは思えないんだけどなあと。
……とはいえ、未来はわからないですけどね。
危険じゃない爆薬を作りけが人を減らそう!と思ってダイナマイトを発明したノーベルは、その後それらが兵器に転用されたことで「殺害機器を作った死の商人」と呼ばれるようになり、ゆえにダイナマイトその他で得た富で財団を作り科学者を称えるノーベル賞を作った。
3Dプリンタもそういう武器を作る目的だったんじゃないんだよね。ただ、それを悪用してしまった人間が居ることで、「武器製造機」とか見出しに乗るようになるのかなあとぼんやり考えるにつけ、人を殺すのと、人を殺す平気を作るのは、道具じゃなくて人間だよなあと思うのです。
それが人間の負の性なのかもしれないなあと書くと、非常に残念さしか残らないんですよね。
……個人的には3Dプリンタほしいんですけどね。いや、武器とか作るんじゃなくて、面白いアイテム開発するのに便利だなーと思うので。
あらま。
記事2つ前、1つ前のあーだこーだ言ってたんですが。
IE不具合、米マイクロソフトがXPにも修正版提供 (ロイター) - Yahoo!ニュース
……結局こうなったのね。
確かにXPはサポート終了!とは言ったものの、使用してる人はまだまだ多いからなあ……。
と言いたいところですが、実はこれに関しては、XP有料サポート(大企業向け)の人たちが「俺達のサポートはなしなのか!?」と圧力かけたからじゃないかなあとぼんやり思ってます。
あと、もう一つの原因が「この脆弱性はXPサポート終了前からわかっていて、XPの買い替えを促すためにわざと残しておいた」という憶測が流れたからだと思います。
この事例を持って、ごねて陰謀論を流せば何でもいうこと聞いてもらえる!みたいなことになるとちょっとやだなあと思った私。WindowsXPというOSは使いやすい!ってのも、アレは【慣れ】の世界でもあったりするので。だれだって慣れてないものは使いにくいのです。と、Lotus1-2-3愛好家がExcelに切り替えざることになった時にもあったなあと思い出してます。あと、Wordは使えない!ワープロは一太郎じゃあ!みたいな話とか。
(個人的にはどっちも一長一短だと思ってる)
それと、これで「XPにまた脆弱性が現れても対応してくれる!」と考えないほうがいいです。今回は特例中の特例じゃないかなあ。
ウィルス作成者とかこういう脆弱性の発見とかって、作ったり見つけたりするのが趣味(?)という方もおりまして。XPにも関係する脆弱性は今後も見つかると思います。その時にどうするか、そこはリスクとメリットを利用者が考えた上で利用してほしいと思います。
あ。
私は立場上「XP買い替えしようね!」としか言えません(苦笑。
いや、リスクを理解した上で使用し続けることを選択した人に対してはなんとも言えないのでねえ……。
追記:IEの脆弱性対策アップデートが始まったようですが、企業のシステム上アップデートを自動に行わない、もしくはアップデートすら禁止!ってところもあるので、そういうところはやっぱりセキュリティホールが怖いんじゃなかろうか。個人使用でも様々な理由によりアップデートを自動でしない設定になってる人が多いので、お使いのPCを確認して下さいね……。
そういえば気づいた。
1つ前の記事でIE以外のブラウザを使えってよ!って話を書きましたが。
「IEしか入ってないんだけど、IE以外のブラウザってどうやって入手するの?」
という質問が。
……うん、そうでした。ブラウザをダウンロードするにはブラウザを使うしかないのです。というわけで、別のブラウザを使うために、IEを立ち上げる必要があります。
「それじゃ怖いじゃない!個人情報盗まれるんでしょ!?」
という質問もありますが、ブラウザを検索して公式サイトでダウンロードするだけで個人情報は盗まれません。
……1つ前の記事で濁してはおりますが、他のブラウザが必ずしも脆弱性がないとは断言できないんですけどね……。
個人情報の流出ってのは、ブラウザに脆弱性がなければ起きない!とかセキュリティソフトがしっかり働けば起きない!ってことはありません。実はTwitterやFacebookみたいなところからも簡単に起きるのですよ。どういうことかというと、自ら情報公開しちゃうケース。
「え、そんなカード情報なんか書かないわよ!」
とおっしゃる方もおられますが。
例えば、メッセージ機能を使ってやりとりしたつもりが実は投稿してたとか。
特定のお友達にしか見えてないと思って言った内容が実は全世界に丸見えだったとか。
個人情報ってクレジットカードだけじゃないし、嫌な言い方をすると本名とおおまかな住所がわかってしまうと検索可能だったりするのです。
私の場合はお仕事をしてる故、本名とおおまかな住所はネットに公開済みですし、そういう意味では個人情報は自ら漏洩してますわな。
自分で漏洩してるなら問題無いじゃん!そもそも仕事上しょうがないんでしょ!と言われればそれまでですが、誰が見てるかわからないからねえ。誰かが悪意を持ってこれらを使ったら何が起きるかわかりません。
……個人的には、性善説を持ち込みたいんですけどねえ……。疑い続ける生き方って辛いので。
パソコンやインターネットにおいては、何事も疑ってかかる必要があるのと、それでも情報漏洩などは起きるので、発生したら被害額を減らす努力をして、それでもダメなら諦めるという思考も必要なのかもしれません。
結構残酷な言い回しになっちゃうんですけどね……。ICTサポート業を営む人間が言っちゃいけない台詞なんですが。